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6つの記号を覚えてメモのスピードを上げる方法【イベントのレポを書きたい人向け】

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ライブ・トークショーなどのイベントってだいたい録音・録画禁止ですよね。
だから、後でレポを書くためにメモをとっている人がいると思います。

そんな人向けに、速記のような特殊な知識・訓練なしでも、
6つの記号(符号)を覚えるだけで今より少しメモをとるスピードを上げられる・・・そんな方法を紹介します。

私は約3年半ほど、推しの声優さん関連のライブ・トークショーなどのイベント現場でメモをとり、そのメモをもとにレポを書くということをしてきました。
合計で80〜90本くらい書いていると思います。
イベントの頭から終わりまでの内容や出演者のトークをそれなりに詳しく書けていると思うので、興味のある方はnoteに上げているレポを参考にして頂ければ幸いです。

▼参考記事:1時間程度のトークショーのイベントレポート

6つの記号を覚えてメモのスピードを上げる方法

本記事の目次です。

1、「ツキイチクン」を略す
2、「ー(長音)」を略す/「ー(長音)」で略す
3、拗音(ャ・ュ・ョ)を略す

それでは順番に説明していきます。

1、「ツキイチクン」を略す

ツキイチクン・・・誰? ってなったかもしれませんが、これは人名とかではなく、漢語に含まれる音を合体させたものです。
「なんのこっちゃ」ですよね。少し説明します。

日本語の語彙の分類として漢語和語があります。専門ではないので詳しい説明は省かせて頂きますが、漢語は簡単に言うと漢字の音読みと対応する語彙の体系です。一方、和語は訓読みの言葉ですね。

漢語の例・・・「食品(ショクヒン)」「増加(ゾウカ)」
和語の例・・・「食べ物」「増える」

漢語 – Wikipediaja.wikipedia.org

この漢語に注目します。
まず、漢字の音読みというのは必ず1音か2音になります。音読みで3音以上というのはありません。

1音の漢字の例・・・加(カ)、家(カ/ケ)、値(チ)など
2音の漢字の例・・・生(セイ)、足(ソク)、全(ゼン)など
※拗音(ャ・ュ・ョがつく音)は1音として数える

そして、この2音の方なのですが、音読みの2音目にくる音というのは限られていて、必ず「ツ・キ・イ・チ・ク・ン」のどれか、または「長音(ー)」になります。
ちなみに「葉(ヨウ)」「高(コウ)」など、2音目が「ウ」の場合もあるのでは?と思われたかもしれませんが、これらは「ヨー」「コー」として、つまり「長音(ー)」と考えますので、「ウ」は含みません。

では、メモをとるときもこの「ツキイチクン」をうまく省略できれば、速く書けるのではないか。
そこで、「ツキイチクン」の6音を6つの記号(符号)で表現するというのがこのやり方です。

では、続いて具体的に省略の方法を紹介していきます。

・「ツ」の省略方法

「ツ」は前の字の下に「✓(レ点)」を書いて省略します。

ツの省略

・「キ」の省略方法

「キ」は前の字の下に「\(右下向きに斜め線)」を書いて省略します。

キの省略

「右下向き」斜め線としましたが、逆に右下から左上に向かって書く方が書きやすいという方は、もちろんそのようにしても構わないと思いますし、レ点の逆向きのような、ハネる線にしてもいいと思います。

・「イ」の省略方法

「イ」は前の字の下に「―(横線)」を書いて省略します。

イの省略

・「チ」の省略方法

「チ」は前の字の下に「∩(半丸)」を書いて省略します。

チの省略

ちなみに、「チ」は漢語の音読みとしてはあまり多くない(「日(ニチ)」「質(シチ)」くらい?)ですが、「内側(うちがわ)」「命(いのち)」など「チ」のつく言葉自体は多く、会話の中でも出てきますので、覚えておくと便利かと思います

・「ク」の省略方法

「ク」は前の字の下に「|(縦線)」を書いて省略します。

クの省略

・「ン」の省略方法

「ン」は前の字の下に「∠(角)」を書いて省略します。

ンの省略

以上、「ツキイチクン」の省略方法について紹介しました。

・実践は1つずつ

「ツキイチクン」の省略を実践していく場合は、どれか1つずつ試していくことをおすすめします。「まずは「ツ」を略せるようになろう」という感じですね・・・あまりいっぺんにやろうとすると、脳が混乱してうまくいきません(経験談)
どれか1つ身についてきたら、次は「キ」を略してみよう・・・という感じで、一歩一歩やっていきましょう。

さて、ここから先は記号(符号)は使いません
以下は、さらにスピードアップを目指したい方向けのテクニックです。
余力があれば、覚えてみてください。

2、「ー(長音)」を略す/「ー(長音)」で略す

・「ー(長音)」を略す

「ー(長音)」は、実はそれ自体省略してしまえる場合が多いです。
例えば、「要素(ヨウソ)」という単語で考えてみます。

読みで言えば「ヨーソ」になるわけですが、「ー(長音)」そのものを略してメモしてみると、「ヨソ」になります。

同じ「ヨソ」という音で、「他所」という単語がありますが、前後の文脈から判断して、混同することはほとんど無いと思います。

例えば、

作品にそんな要素も入れてみてはどうか

という話を、以下のようにメモしたとします。

作品 そんナ ヨソ 入れ どう?

どうでしょうか。
前後の文脈から判断して、後から読んでも「ヨソ」が「要素」であると分かると思います。

実は、(漢語の読みとしての「ー(長音)」という話からは少し外れるのですが)「ウ」と「ー(長音)」は全く書かなくても分かる場合が多いです。
メモをとりながら、ここの「ウ」・「ー(長音)」は書かなくてもわかるな、と思った場合は、どんどん省略していきましょう。

・「ー(長音)」で略す

これはどういうことか、まず実例を記載します。

<長音で略す実例>
「あ」→「あーゆー」
「いのか?」→「いーのか?」
「そ」→「そーゆー」
「遠のく(とのく)」→「とーのく」などなど・・・

この例文の長音自体、「あーゆー」→「あゆ」のようにさらに省略してしまっても構わないかもしれませんが、このように、発音上「ー(長音)」となっている部分は、正確に書かなくともこうやって省略した書き方ができます。
前の「ー(長音)を略す」の内容と言ってることが逆じゃねーか!と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそのとおりです。スミマセン。
しかし、スピード的に書けるのであれば、書いた方がわかりやすいという場面もありますので、これも覚えておいて頂ければと思います。

3、拗音(ャ・ュ・ョ)を略す

次に拗音の略し方です。小さい「ヤ・ユ・ヨ」も、略せるとかなり手間と時間の短縮になります。

・「ャ」のつく拗音は「あ列」のひらがなで書く

これはどういうことかといいますと、

<例>
喋る(しゃべる)→べる
会社(かいしゃ)→かい
客席(きゃくせき)→くせき

ということです。説明が少ないかもしれませんが、ホントにこれだけです。
なお、「あ列」の拗音と省略形は以下の7通りです。

キャ→か
シャ→さ
チャ→た
ニャ→な
ヒャ→は
ミャ→ま
リャ→ら

・「ュ」のつく拗音は完全に省略する

「ュ」は一切書かず、完全に省略します。

<例>
しゅうまい→しうまい
粛々と(しゅくしゅくと)→しくしくと
最終(さいしゅう)→さいしう
急に→きうに

例にも挙げましたが、「しゅうまい」を「しうまい」と言ったり書いたりするのは見たことがある方も多いかもしれませんので、そのイメージで覚えて頂ければわかりやすいかと思います。

・「ョ」のつく拗音は「え列」のひらがなで書く

「ャ」の時と同じように、「ョ」の場合は「え列」のひらがなで書きます。

<例>
今日(きょう)→けう
紹介(しょうかい)→せうかい
長期(ちょうき)→てうき

例の「今日」などはよく出てくるのですが、慣れれば「け」とだけ書く・・・そして最終的に「ョウ」を全部「え列」のひらがなで書く、というのも、慣れてくれば可能かと思います

以上、拗音(ャ・ュ・ョ)の略し方です。
こちらも「ツキイチクン」の略し方同様、1つずつ練習していくのがいいかと思いますが、略した結果他の単語と混同しやすい、わかりにくい・・・という場合は、無理して使う必要は無いと思います。

以上、メモのスピードを上げる方法でした。

書籍「絶妙な速メモ(速記)の技術」について

本記事で紹介したテクニックですが、「絶妙な速メモ(速記)の技術」(中根 康雄著)という書籍から引用、または参考として自分なりにアレンジしたものとなっています。

こちらの本ですが、最終的には「中根式」という速記の話になってはいるのですが、速記について書かれた部分以外に「メモを速く書く」ための色々なテクニック・考え方が紹介されていて、それらはちょっとした慣れやコツを掴むことで、充分実践に使えます。
興味を持たれた方は、是非こちらの本も読んでみてください。

また、紹介した「ツキイチクン」に関する内容を含む、「中根式速記」についてわかりやすく解説されている動画を見つけましたので、こちらもよろしければご覧ください。

▼琴葉速記講座#02解説編「中根式速記術」

別記事でも、「メモのスピードを上げる方法」を紹介しています。
こちらは記号を覚えたりする必要は無い、より簡単な内容となっていますので、是非取り入れてみてください。

私がこれまでに書いたイベントレポートはnoteで公開していますので、
こちらも下記のリンクより、是非ご覧ください。

▼shuheiのnote

https://note.com/shuhei_sa

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